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生きがいは「生きる事」

遅れましたが、明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い申し上げます。_(._.)_

 

昨年12月、友人からシニア川柳30選ほどが送られてきた。その一つに

“生きがいは何かと聞かれ「いきること」”

とあった。最初ピンとこなかった。

「生きる」だけが生きがいなんて~と納得いかない。目標低すぎや~って。

ところが、1か月も立つ今日この頃、私の考えに変化を感じる。

 

私の目標は、家庭的には子供たちが無事結婚するまでが親の責任と思って、頑張った。

その過程では後悔すること多々あるが、それでも4人の子供達が巣立ってくれて一安心した。

 

もう一つは子育てに余り手がかからなくなった50代から、時間が出来たので始めた「発明」グループへ入会だ。当初、水を得た魚のように生き生きしていたと思う。皆があっと驚く便利な発明をしたいと頑張った。大勢の発明仲間たちとの出会いがあった。アイデアを思いつくとそれを形にするために夢中になった。その制作期間がとても楽しかった。

商品が出来上がると、今度は作るとは全く別の分野の営業が始まった。営業では大勢の偉い会社の社長さん達にも出会えた。自分の商品を売るため、デザインフェスタをはじめいろいろな販売会に参加した。大勢の販売仲間もできた。朝から晩まで立ちっぱなしで屋内外の販売会に楽しく出店していた。

 そんな私に思いがけない形で転機が訪れた。

2020年コロナウイルス感染症の日本上陸である。

営業・販売は共に自粛。

1年で収まるかと期待したが、2年3年と続いた。

 

家庭的には、このコロナ期間に初孫が誕生した。現在3人のおばあちゃんになった。

最近は孫と遊ぶという新しい仕事ができた。

営業を3年も休むと中々エンジンがかからない。その上、しわくちゃのおばあちゃんが飛び回ってはみっともない。まして病気にでもなったら家族に迷惑をかけるそんな年齢(73歳)にもなった。

 

“生きがいは何かと聞かれ「いきること」”

を振り返った。

本当にそうだ。私は健康で楽しく毎日を生きる事それが、家族の為にも社会の為にも自分の為にも最高の過ごし方であると気が付いた。

ピンピンコロリを目指して、必要とされたら孫の子守をして、

毎日ラジオ体操をして、趣味の卓球サークルに通い、社会とのつながりを求めでトランプの会(ボランティア活動)にも参加することにした。

 

「元気にいきること」を今年、イヤ、これからの目標に決定。

 

能登半島地震の被害を受けられた方々、世界中で戦争に巻き込まれている方々に思いを馳せて自分の今の立場に感謝して1日1日を大事に生きていこうと思う。